道具に愛着を持ってますか?”台所道具を一生ものにする手入れ術”

台所を一生ものにする手入れ術写真 書評

台所を一生ものにする手入れ術写真

日々、何気なく使っている台所道具。

お気に入りの茶碗であったり、使いやすい包丁、おもたいけど愛着がわく土鍋など、大切にしたい道具も手入れの仕方を間違ってしまえばダメになってしまうかも。

 

様々な道具を永く使い、味わいのあるものにしたい。

使い始める前や、日々の手入れ方法、保管の仕方、困った時の対処方法や予防方法など、わかってなかったこと知りたかったことを美しい写真と共に解説しています。

アイコンのようにして”やってはいけないこと”をわかりやすく記されているのもよいです。

また職人さんや作家さんなど作り手の方々の思いや、製作現場などを教えてくれてます。

 

 

この本のポイントとなるのが「素材を知る」。

これが道具を使いこなす一番のポイントのようです。

 

例えば、木の道具。

「汚れる」のではなく「育つ」もの。

料理のシミも、手でさわったときにつく油も染み込んでいき、それがなじんで味わい深くなっていく。

木は伐採され、道具というかたちにはなったが、生き続けているのだ

木の道具のポイントは、使った後キレイに洗ったら、よく乾かすこと。

まな板の特別な手入れとして、”レモンでこする”なんてのも載ってます。

脱臭と漂白を兼ねた効果があるそうです。

 

鉄のフライパンはトマトに注意!

トマトに代表される、酸味の強いものという意味。調理して、そのまま放置することは厳禁。

せっかくついた黒皮(酸化皮膜)が取られてしまう可能性があるからだ。

逆に、アルミの鍋はアルカリに反応するため黒変化と呼ばれる状態になるので、トマトのような酸性のもので反応させる。とのこと。

おもしろいですね。

 

水を吸う特性がありシミができることもある陶磁器の手入れのしかたや、欠けたり割れたりしたのを金継ぎする仕方も解説されてます。

 

 

使いはじめたとき以上に良い道具になる。

この本が、そのお手伝いになれば幸いです。

 

ただキレイに使うだけでなく愛着を持ち、使い込み育てることを楽しむ。

毎日の料理がさらに楽しくなる一つを教えてくれます。

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